張り上がったテンションを確かめるにはRacquet Tune

こんにちは。今日はガットのテンションの測定方法について、解説していきます。

皆さん御存知の通り、ガットのテンションは時間とともに弱くなっていきます。

スポーツショップで50ポンドで張ってとお願いしても、一回使うと10%ぐらいテンションが低下してしまいます。

打球を繰り返すことで、ガットの折り返し部分の緩みが馴染むために、一回目使用後はテンションが下がってしまいます。

大切なことは、ガット張りたてのテンションと、一回使用後のテンションの下がり具合を把握しておくことです。

ショップ等で新しい機械でガットを張ると、テンションが落ちにくいらしいです。自分の癖を把握しておくことが何より大切です。

またガットを張った後、どれぐらいの速度でテンションが落ちて行くかを知っておけば、張り替え時がわかります。

テンションメーターは確実ですが、3500円から4000円ぐらいします。ちょっと高価です。今回はテンションメーターに代わる神アプリがありますので、参考にしてください。

Racquet Tune

テンションメーターに変わる良いモノがないか調べていたところ素晴らしいアプリを見つけたので紹介します。

app store

https://itunes.apple.com/us/app/racquettune-string-tension/id365729342?mt=8

Racquet Tuneは数百円と非常にやすく、簡単にテンションを測定できるアプリです。

残念ながら入力が英語ですが、適当に使っても、それなりの数値がでます。

ガットの種類をポリ、ナイロン、ナチュラルなどに設定でき、より正確な値を表示できます。

アイキャッチに使っている画像は、50ポンドでナイロンガットで張り上げたばかりの数値です。かなり正確だと思います。

重要なのは絶対値ではなく、経時変化の相対値です。

手軽に測定できます。

ラケットの情報を入力

自分のラケットの情報とガットの情報を入力します。

[Tension]と書いてあるところをタッチします。

下の方にある[Racquet]と書いてあるところをタッチします。

すでにラケット名が入力されていますが、新たにラケットを登録する時は[ADD]をタッチします。

自分のラケットのサイズを[Head size]に入力します。今回はBURN 95cvを登録してみます。[95]in2と入力します。

ストリングのパターンを入力するところがあります。[STRING PATTEREN]のところに縦糸をMains,横糸をCrossseに入力します。今回はMains16, Crosses20と入力しました。

Nameは自分のラケットの種類を入れておくといいでしょう。

最後に[SAVE&USE]をクリックしてラケットの情報の入力は完了です。

 

ストリング(ガット)の情報を入力

Racquet Tuneはほとんどのガットの種類がデーターベースに入っています。ここではヨネックスのポリツアープロ125を例に挙げて解説します。

トップページから[Tenshion]→[STRING]→[ADD]にすすみます。

[On line database]をタッチすると様々なストリングブランドが表示されます。

[Yonex]ヨネックスをスクロールで選択し、[PICK BRAND]をタッチします。

[Poly Ture Pro]を選択し、[PICK STRING]をタッチしています。自分が張ったガットの種類を入力してくださいね。

ストリングの直径を入力します。1.25mmと入力し,[Done]をタッチします。

最後に[SAVE&USE]をタッチし、[DONE]をタッチしたら準備完了です。

 

自動的にストリングファクターが計算されます。自分でストリングの素材と直径を入力してストリングファクターを出す方法もあります。今回はデーターベースを使った方法を説明しております。

 

測定する

スマートフォンの上でストリングをオウルかドライバーの柄の部分でカンカンすれば測定してくれます。

奇麗に音が出ると規則正しく、振幅の大きな波が計測されます。奇麗な波形が計測されれば[SAVE]を押して保存しておきます。

 

ガットをオウルでたたくだけで、簡単にテンションが分かります。どれぐらい正確かは分かりませんが、テンションが下がってゆくのはよくわかります。

50ポンドで張り上げたラケットが46.6ポンドで標記されているのでまあまあ正確では?

 

動画による説明(英語)をリンクしておきます。

https://youtu.be/IzeYokFgGLc 

 

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