アラウンド・ザ・ワールドのよくある失敗例

ボトムのクロス糸のパターン

アラウンドザワールドでガットを張るとき、注意するべきポイントが2つあります。

ガットをショートサイドのトップ側とロングサイドのボトムで分けて張るので、パターンを間違えないように注意しなくてはなりません。

このサイトではショートサイドのトップのクロス糸は2列張り上げるように解説しています。

18✕19のようにクロス糸が奇数の場合は、一番下のボトムのクロス糸と一番上のトップのクロス糸が同じパターンになります。

18✕20のようにクロス糸が偶数の場合は、一番下のボトムのクロス糸と一番上のトップのクロス糸が逆のパターンになります。

一番下のボトムのクロス糸のパターンは、一番上のパターンと同じになるか、そうでないかだけなのでそれほど難しくありません。

 

最後のメイン糸

もう一つ注意してほしいのが、最後のロングサイドを張るときのミスです。

下の写真を見てください。どこが間違っているかわかりますか?

ストリングマシンの下に傷防止のタオルが引いてあるのでわかりにくくてすいません。

一見すると、間違っていないようにも見えます。

最後に張り上げた最左のメイン糸が間違っています。

右のメイン糸の間にはクロスのグロメット穴がありますが、左はありません。

よく見ないとわかりにくいですが、最右と最左では穴の位置が違います。右が正しいです。

 

今回は、幸い4本編み込んだ時点で気づきましたが、最後まで編み込んだ時点で気づいたこともあります。クロス糸をやり直す必要があり精神的ダメージが大きいです。

今回はナイロンで張っていたのでやり直すのもそれほど辛くありませんでした。

ポリで張り上げているとき失敗に気づくと、絶望的になります。

注意してくださいね。

アラウンド・ザ・ワールドの注意点
最後のメインの糸

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