二本張りのメリットとデメリットについて

二本張りは最も単純な張り方です。初めてガットを張る方でも複雑ではなく理解し易い張り方です。スターティングクランプが必要ありません。スターティングクランプを購入するまでは2本張りしかできませんでした。

2本針はスターティングクランプが不要という点がメリットです。しかし、一本張りに比べ、ストリングの必要量が増えます。それはタイオフに長さが必要になるからです。

スターティングクランプは必要ですが、将来的には、1本張りを覚えた方がコストパフォーマンスが良くなります。

2本張りの手順

縦糸(メイン)を中心から両サイドに向かって張り進めます。張り終わったら、1つ内側の縦糸の穴でタイオフします。

次にラケットヘッドから横糸(クロス)を張っていきます。

グリップ側まで張り下げたらタイオフして終了です。理屈はとても簡単ですね。

 

2本張りのデメリットとしてタイオフ(玉止め)の部分が多いので緩み易いようです。タイオフの部分はテンションロスが不可避です。そのため手前のガットのテンションが下がりがちになってしまいます。

それゆえ出来るだけテンションロスを起こさないために、目通しなどを使う必要があります。理屈は簡単ですが、テンションロスをできるだけ起こさない上級者向けの張り方ともいえます。

タイオフが多い分だけ、ストリングの長さが必要になり、ロスが増えます。

縦糸の両サイドのテンションロスがどうしてもおきてしまうので、最近は一本張りしかしていません。一本張りであれば、縦糸のテンションロスは抑えられますので。

 

まとめ

二本張りは簡単だけど奥深い

 

1 個のコメント

  • 一本張りだと縦糸が緩く横糸がきつくなりバランスが悪くなると思ってました、プリンスのグラファイトを昔一本張りして貰ったらラケットが変形して極端な楕円形になった事がありました、それ以来2本張りにしてます

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