ポリエステルとナイロンの張り易さの違い

本当に多くのガットが存在しており,全てのガットを全てのテンションで張り比べてみたいですよね。

わたしはテニスがそれほど上手くありませんので打感に関して詳しく描写できないのですが、張りやすさや固さはお伝えできるかもしれません。参考にして頂ければ幸いです。

ガットの張りやすさに関してですが、ナイロンとポリで比べるとナイロンの方が断然張りやすいです。実際に触ってみると分かるのですが、ナイロンは釣り糸のような感じでしなやかですが、ポリエステルは針金みたいに固く、横糸を編み込む作業は段違いにつらいです。

ナイロンを張る方が楽ですが、子供はポリエステルのガットを好んで使うためポリばかりはっています。

 

打感が柔らかいポリ

ポリエステルでも打感が柔らかいと標記してある物は張りやすい傾向があります。例えばルキシロンのアルパワーの様なガットは柔らかめです。多くの柔らかめのポリエステルのガットはテンション維持能力が低い傾向があると思います。張りやすいのですが、わたしのような素人が数週間使っただけでもビヨーンと伸びているのが分かるぐらいテンション維持能力が低いです。張りたての時は餅みたいに柔らかい打感です。

ホールド感がよいポリ

ヨネックスのポリツアーを張る機会が多いのですが、ポリツアーは打感が柔らかくホールド感がよいと評判があります。ホールド感が良いというガットもやわかめです。そのためポリエステルガットのなかでも張りやすい部類だと思います。ロールで買ってしまえば一回当たり約750円であり破格にリーズナブルです。

伸びたときに遠慮なく張り替えれるのがホームストリンガーの最大のメリットです。ポリツアーはポリエステルの中では張りやすいと思います。

 

スピン系ポリ

スピン系のガットは固い傾向があります。打感も固く横糸の編み込みに苦労します。例えばソリンコツアーバイトはスピンが強くかかるのですが固く張りにくかったです。スピン系のポリエステルガットは多角形になっていることもあり、張りにくいと思います。

とくにテクニファイバーのブラックコード4sは断面が四角でありスピンがよくかかると評判です。しかし、ねじれをなくしながら張り進めねばならず、張るのに苦労します。ホームストリンガーとしてはこれを毎回張るのは辛いところです。

ナイロンガット

ポリエステルに比べると段違いに張りやすいです。ナイロンにはモノ、マルチがありますがどちらも大差なく張りやすいです。ただし、ガット自体が滑りやすい傾向があり、クランプしたとき滑りやすいのでクランプの把持圧の調節が肝要です。

玉止めもしやすく、初めてガットを張る方はナイロンから始めるべきです。

ナイロンガットの特性として弾きがいいとか柔らかいスピンがかかりやすい何どありますが触った感じでそれほど違いを感じません。モノとマルチだとややマルチの方が柔らかい感じがしますが、張りやすさに関しては大差ありません。

先にも述べましたが、クラプの把持の調節さえ上手く行えばポリよりも早く張れます。

わたしの場合ポリだと45分ぐらいかかりますが、ナイロンだと35分ぐらいで張り上げれます。それぐらい横糸の編み込みが楽チンです。

 

 

まとめ

ホールド感がよい、打感が柔らかいというポリエステルガットは比較的張りやすい。

スピン系ガットは張るのに気合いがいる。

段違いにナイロンガットが張りやすいけど、ポリエステルガットを惜しげもなく張り替えれるのがホームストリンガーの強みかも

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