自分でガットを張ることの最大のメリットはガット交換費用が劇的に安くなることです。では実際どれぐらい安くなるのでしょうか。
ガット交換にかかる費用はガット代と交換技術料です。ガット交換技術料は1000円から1500円ぐらいが多いようです。
ガット費用ですが、多くの店ではガットをほぼ定価で売っています。Amazonや楽天で安いガットを見つけてもそれをお店に持って行っても交換料を高く取られたり、断られたりします。
たとえばわたしがよく張っているヨネックスのポリツアーですがAmazonで単品で買うと2000円ぐらいです。しかしお店で買うと2484円(税込み)ぐらいかかります。ロールで買うと一回750円ぐらいです。
ガット交換費用3000円〜5000円
ヨネックスのポリツアーをお店で交換すると3500円ぐらいかかります。ホームストリングなら750円です。その差2750円です。
「ガット張り機自体が高いだろう」とおっしゃる方もいると思います。その通りガット張り機は高いです。お店で使っているような高額なものは必要ありません。ホームストリンガー向けの手動式ストリングマシンなら5万円ていどで十分な機能のガット張り機を買うことが出来ます。
もうお分かりですよね。5万円を2750円で割れば18.18ですので、19回張れば元が取れてしまいます。
年6回買えていた人でも3年で元が取れます。家族でテニスをしているのであればホームストリングはコスト面でも節約となります。
交換費用
交換費用を1000円だとして10年間テニスをしたと考えると、年に2回から3回しか交換しない人でも2万円から3万円の交換費用を払うのです。家族2人でテニスをしていたとしたら4万から6万円の交換費用を払う計算になります。
交換時間
慣れてくると準備から片付けまで入れて1時間かからないぐらいで張り終えることができます。お店にラケットを持ってゆく手間とお店に張り終わったラケットを取りに行く手間に比べれば、ラケットの交換に掛ける時間はお店で交換してもらう場合とホームストリングで大きな違いはないと思います。
むしろホームストリングの方が短いかもしれません。お店にラケットを取り行く手間がない分ホームストリングの方が時間的な節約になっているとわたし的には感じています。
ガットが切れてしまったとき、翌日までにラケットが必要となれば出来るだけ迅速にお店に持ってゆきガットを張り直してもらわなくてはなりません。もし翌日テニスの試合であれば最悪です。理由を言えば当日にガットを張り替えてくれる店がほとんどだと思いますが、張り上がるまで待ってなくてはなりません。そういう場合も込みにすればホームストリングが時間的な節約になること間違いなしです。
まとめ
ガット張りはみなさんが想像しているより簡単です。長い目で見れば金額的にも時間的にも決して損はしません。節約したいならまずガット張り機を買うべきです。
いろいろなガットを心置きなく試すことが出来るのはすごく楽しいですよ。
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