ガットを張るための機械をストリングマシンとかガット張り機と呼びます。
ガット張り機にはスプリング式、分銅式、電動式の3種類があります。
電動式は15万円以上するものが多く、年間30本以上のガット張らないと数年では元が取れません。一度買ってしまえば何年でも持ちますので、長い目で見ればビックリするほど高い買い物ではありませんが、電動式はショップ向けですね。
スプリング式は10万円程度の機械が多く、学校で使ったり個人利用に適しています。
分銅式は最も安価でホームストリンガー向けです。
ガット張り機を購入するときの注目点
- 土台がしっかりしているか
- 固定方法
- メンテナンス
- 価格
土台がしっかりしているとラケットが歪まず、安定して張れます。安定していると重いので移動は大変です。
固定方法には2点固定と6点固定がありますが、ラケットの変形を避けるためにも6点固定が当然安定しますが高価です。
バネ式や電動式はメンテナンスが必要だと言われています。わたしは電動式を持っていますがメンテナンスをしたことは有りません。
電動式は細かい設定ができるモノがあり、プレストレッチなどの機能がついています。
それぞれの特徴を解説させていただきます。
電動式ストリングマシン
電動式は使いやすく、だれが使っても同じテンションで引っ張ってくれます。そのため安定してガットを張れます。人力を必要としないので、3種類の中では最もテンションのバラツキが少ない張り具合になります。
明らかに分銅式やバネ式より早く張ることができます。これが最大のメリットです。慣れてくると簡単な張り方であれば30分もあれば張り上げることができます。
コストが高いのが大きな問題ですが、一度使ってしまうと他のガット張り機には戻れません。
ホームストリンガーには30万円以上するようなプロ使用のストリングマシンはもったいないかもしれません。
分銅式ストリングマシン
分銅式は電動式に比べると張り上げるのに時間がかります。スプリング式に比べ分銅の分だけ場所をとります。張り方が異なる訳ではありません。安価で評価の高い商品もあります。
スプリング式
分銅式に比べ小さいです。張り上げる時間は分銅より早いかも。何年も使うとバネが弱くなるという評価もありますが、ホームストリンガーには関係ないと思います。
分銅式に比べると高価ですが操作しやすいです。
結局おすすめのストリングマシンは?
商売する訳ではないので、ホームストリンガーにとって1番重要な条件は安いことだと思います。
わたし自身中古の電動ストリンガーを使用しており、手動式のストリングマシンでガットを張ったことがありません。どの手動式が使い勝手がいいかを伝えられません。しかし、安価で評価が高い分銅式は「EAGNASストリングマシン」があります。4万円ぐらいで買えます。⇒EAGNASのホームページ
ヤフオク、
手動式のメーカーとしてはToalsonかGOSENあたりが信頼がおけそうですが、ちょっとお高いです。
コメントを残す