プレストレッチとは
プレストレッチとは目標の張力の5%~10%上乗せした張力で引っ張り、すぐに目標の張力の戻す張り方です。
例えば、50ポンドで張る場合、一度52.5~55ポンドで引っ張り、すぐに50ポンドに下げて引っ張ります。
伸びやすい素材のポリはあらかじめ伸ばしておけば、テンションロスの速度を遅くできるという理屈です。
理屈は正しそうですが、実際どれぐらいのテンション維持があるか、わたしは実感できていません。
プレストレッチをしない場合に比べ、張り終えたときの打球感は固く感じます。
素人のわたしでも、同じ50ポンドでもプレストレッチした場合は固い感じが分かりました。
高級ガット張り機には自動でプレストレッチしてくれる機能がついている
デジタル式のストリングマシンに備え付けられているようです。そのため、プレストレッチできるマシンははホームストリンガーの憧れです。
わたしの様なホームストリンガーがプレストレッチしようとすると、引っ張るたびに張力を設定する必要があり手間です。21X18のガットパターンであれば、40回近く設定を変更しなくてはなりません。気が遠くなります。
アナログプレストレッチ
引っ張るたびに指でグググとテンションをかければ、プレストレッチになりますが一定の張力で伸ばしているわけではないので安定しません。
打球のコントロールが悪くなります。
アナログ式の張り方は再現性に乏しく、おススメしません。
プレストレッチをしたから、スピンがかかるかというわけではありませんし、コントロールが良くなるわけでもありません。
ショップによってはあえてプレストレッチをせずに張ってるところもあると聞きます。
数回プレストレッチしながらガットを張ったことが有りますが、時間がかり、テンション維持効果が実感できないので最近はやっていないです。
憧れのGOSENの電動ストリングマシンです。
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