ガットを張るために絶対に必要な道具はガット張り機だけです。
スターティングクランプは1本張りでは必要ですが、2本張りでは絶対必要では有りません。
一本張りでは、ショートサイドの横糸を張るときにロングサイドをスターディングクランプで固定します。
張ったことがない方には、ちょっと理解しにくいかもしれません。縦糸を張り終わった後横糸を張りますが、可動式台付きクランプは半分より右と左の部分しかクランプできません。
ショートサイドの横糸を張ってくとき、左右の可動式台付きクランプを使わないと張り進むことが出来ません。
つまり、ロングサイドをスターディングクランプで固定しておく必要があるのです。
1本張りにはスターティングクランプが必要なのです。
例外がありまして、ショートサイドを縦糸だけで終わらせるパターンです。ラケットが歪みやすいらしいですが、スターディングクランプがないのであれば、この方法が一番簡単です。
この方法は、理屈上、縦糸のテンションの違いが出てきます。横糸は下から上に張り上げるのでテンションは安定していると思います。
スターディングクランプがあるとガットの張り方に幅が出来ますので、必要な道具だと思います。
はじめからすべての道具を揃える必要はないですが、用意したい一品です。
わたしはプロスという安いスターディングクランプを使っています。アイキャッチの画像のクランプです。高級なクランプを使ったことが有りませんので比較は出来ませんが、ガットが滑ったりしませんし、問題はないと思います。気づいてないだけかもしれませんが。
プロスは4,000円、ゴーセンは8,000円、ヨネックスは20,000円です。日本のメーカー品は高いですね〜
ホームストリンガーでしたらプロスで十分だと思います。
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